依利法律事務所について

About us

ご挨拶

 この度、新たな時代の幕開けの年である令和元年の11月1日、依利法律事務所を設立いたしました。
 21世紀最初の年である2001年に私が弁護士になってから18年が経ちました。その間、革新的なテクノロジーの開発、社会・経済活動のグローバライゼーションなどが進み、法律業務をとりまく環境も大きな転機に差しかかっています。
 私は、8年間の海外経験を含むクロスボーダー法務におけるゼネラリストとしての実務経験、15年にわたりライフワークとして取り組んできた環太平洋法曹協会(Inter-Pacific Bar Association、IPBA)での諸活動などを通じて、新たな時代において自らが果たしたい使命は何かについて考え、それを実現すべく、新たな途を進むことを決意しました。今後、掲げた理念を実現すべく、誠心誠意、邁進して参る所存です。

令和元年11月1日
代表弁護士 林 依利子

当事務所の理念

Oneness/Altruism

 当事務所は、法律業務を通して、社会に、世界に貢献します。そして、クライアントのご要望にお応えすべく、案件の特性・性質・内容に応じて、最適な遂行体制を構築し、最善の解決を目指します。

Borderless

 人、モノ、情報が国境を越えて行き来し、ボーダレスな社会・経済活動が営まれる現代においては、複数の国・地域の法律や法制度を考慮することが必須となってきています。当事務所はクライアントの企図する活動や、直面している問題についてクロスボーダーの法的論点の整理を行い、必要に応じて各国の専門家と連携して対応にあたります。

Wisdom

 人工知能、ロボット、IoT、量子コンピュータなどのテクノロジーの開発、実用化が進んでいく中で、利便性の向上、富の増加、豊かさへの期待が高まっています。一方で、法律業務に関しても、「リーガル・テック」と呼ばれる新たな技術による業務の効率や質の向上が期待されています。そのような大きな変革に直面する中で、「人」である弁護士として必要とされるものは、知識や技能、情報処理能力だけでは足りません。当事務所の弁護士は、日々発生する未知の法的問題に対して、複雑に交差する法領域の中から法的論点を的確に把握すること、倫理観や分別をもってテクノロジーを活用し、その価値を最大化すること、生み出された大量の情報・データ、複雑に絡み合う事実関係や当事者間の主張の中から問題の本質を見極め、納得できる解決に導くことなど、真の「智慧」(Wisdom)を磨き、業務にあたります。

Open Every Possibility

 昨今、リモートワークが推奨されるなど、人びとの働き方は大きく変わってきています。「ワークライフバランス」という言葉がよく使われますが、「ワーク」と「ライフ」は対立概念ではなく、いずれも切り離せない人生の一部であると考えます。このような思いから、新しいスタイルの法律事務所として、大阪府池田市をスタートの地に選びました。池田市は、大阪空港からのアクセスよく、五月山や猪名川といった豊かな自然、落語などの伝統文化もある街です。ここで、一日一日を大切にし、クリエイティブでイノベーティブなパフォーマンスを発揮し、あらゆる可能性を開きます。一方で、視野と活動の幅は世界に広げ、必要とあれば、いつでも、どこにでも行けるような柔軟性と機動性を保ち、また、オンライン・ミーティング等の効率的なコミュニケーションを活用することなどにより、クライアントのニーズにお応えできるよう努めて参ります。